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3代目マツダ ロードスターはありそうでなかったスポーツカー【10年ひと昔の新車】
2008年、3代目マツダ ロードスター(NC型)がマイナーチェンジを受けた。等身大のスポーツカー、「人馬一体」のロードスターはこの時、どう進化したのか。Motor Magazine誌の興味深い考察を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2009年4月号より。写真手前がVS RHT(リトラクタブルハードトップ)、奥がソフトトップのRS 6速MT仕様)
等身大かつ日常的なスポーツカー
マツダ・ロードスターはギネスの世界記録を更新中だ。1989年にデビューして以来、これまでの世界累計生産台数は85万台を突破し、「世界でもっとも売れている2シーターオープンスポーツカー...
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「アバルトマジック復活」には大きなインパクトがあった【10年ひと昔の新車】
2008年末に日本市場導入計画が明らかになったアバルト。2009年1月には、その第1弾となるアバルト グランデプントが正式に発表され、その仕様と価格、さらには日本におけるディーラーネットワークがアナウンスされた。Motor Magazine誌では、アバルトの魔法のような魅力に注目、第1弾であるアバルト グランデプントと、遅れて登場するアバルト500についての考察を行っている。ここではその模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2009年4月号より。メインカットはアバルト グランデプント)
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アウディA8の「ほかで味わえない特別な世界」とは【10年ひと昔の新車】
2008年に2度目のマイナーチェンジが施された2代目アウディA8。Motor Magazine誌ではアウディ特集の中で、その試乗をとおして「アウディが求める理想」とはなにかを探っている。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2009年4月号より)
高い完成度と先進的な考え方で独自の世界を築いているA8
アウディの理想が象徴されているモデル、それがラインアップの頂点に位置する「A8」というモデルである。現行モデルはA8として2代目にあたり、その本国デビューは2002年。日本では翌年2003年の10月に発表されており、2004年1月から導入が開始された。
本国ではその登場からすでに...
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アウディA4アバントがワゴンではなく「アバント」な理由【10年ひと昔の新車】
2008年8月、4代目アウディA4に追加された「アバント」は、プレミアムDセグメントワゴン市場で大きな存在感を示すモデルだった。アウディA4アバントにより、ファッショナブルな価値がこのセグメントに持ち込まれたことにより、アウディ、メルセデス・ベンツ、BMWの3ブランドによる戦いは熾烈なものになっていた。ここでは国内で行われたアウディA4アバント 1.8 TFSI、メルセデス・ベンツC200K ステーションワゴン アバンギャルド、BMW 335iツーリングの、興味深い比較試乗テストの模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2009年4月号より)
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【試乗】3代目レクサス RXとトヨタ ハリアーの決定的な違いとは【10年ひと昔の新車】
2009年1月、レクサスブランドのSUV「レクサス RX」がお膝元の日本でデビューした。2008年11月にアメリカのロサンゼルスショーでお披露目されたレクサスRXは「3代目」だが、日本ではこれが初登場だった。日本ではそれまで「2代目トヨタ ハリアー」として人気を集めていたオールラウンドSUVが、フルモデルチェンジを機にレクサスRXへと進化を遂げたとされたが、実際にはこの後もハリアーの販売は継続して行われ、国内では「レクサスRX」と「トヨタ ハリアー」は別モデルとして共に人気モデルとなっていく。ここではレクサス RXの日本デビューまもなく行われた国内試乗会の模様を振り返ってみよう。(以下の...