Official Staff
【試乗】997型ポルシェ911カレラ4の進化版は、PDKや新設計エンジンの完成度が高かった【10年ひと昔の新車】
2008年、ポルシェ911カレラに続いて、カレラ4がマイナーチェンジされた。ポイントはPDKデュアルクラッチ式ギアボックスの採用と水平対向エンジンの直噴化に加え、PTM電子制御式フルタイム4WDシステムを搭載したこと。マイナーチェンジとは思えないほどの大幅な進化が注目を集めた。そして、ドイツ・ベルリンで行われた国際試乗会では、クローズドコースで限界テストも試すことができた。今回はその国際試乗会の模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2008年10月号より)
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【試乗】997型 911 GT2はポルシェのスポーツカーの頂点に立つべく誕生したモデルだった【10年ひと昔の新車試乗記】
2008年、当時ポルシェ911シリーズ史上最強と言われた「997型 GT2」が日本に上陸した。カレラGTにも迫るパフォーマンスと気持ちのいい走りはいかに実現されたのか。Motor Magazineではドイツ車特集の中で、「ポルシェの気持のいい走りがパワーだけでは成立していないこと」に着目、911 GT2の試乗とともに、その後登場が予定されていたDCT(PDK)搭載の911カレラ、550psというパワーを得たカイエン ターボSの魅力についても考察している。今回はそのレポートを探ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2008年9月号より)
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2021年のポルシェは今までにない展開を見せる。ピュアEVのタイカンやワンメイクレース、体験施設の戦略とは?【インタビュー】
ポルシェは2020年に大きなニュースをいくつも発信してきたが、その中でもピュアEV(電気自動車)であるタイカンの日本市場での正式デビューは大きな注目を浴びた。言わずと知れたスポーツカーブランドがピュアEVを作り出したらどのようなモデルに仕上がっているのか気にしている人も多いことだろう。このほかにもポルシェエクスペリエンスセンター東京の発表、東京・有明と原宿で展開されたポップアップストアはこれまで日本市場になかった施設である。なぜこうした「初」の取り組みを行ってきたのだろうか。さらにタイカンのスポーツ性などをポルシェジャパン執行役員の前田謙一郎氏と、ポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)...