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新しいパワートレーンを搭載したC5は、シトロエンらしいクルマになった【10年ひと昔の新車】
2010年5月、第2世代のシトロエンC5に初のマイナーチェンジが行われた。注目はベーシックグレードのパワートレーンを一新し、新しいエンジンとトランスミッションを採用したことだった。アッパーミドルのサルーン/ワゴンでも、「パワートレーンは出しゃばらず控えめに」、というクルマ作りはいかにもシトロエンらしいものだった。Motor Magazine誌では日本上陸間もなく、独自に試乗テストを行っている。シトロエンらしい独創性はどのように実現されていたのだろうか、今回はその試乗テストの模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2010年10月号より)
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MINIカントリーマン(日本名クロスオーバー)は積極的に新機軸を取り入れた「新しいMINI」だった【10年ひと昔の新車】
2010年、MINIブランド第4のモデル「MINIカントリーマン」が欧州で販売開始された。2011年に「MINIクロスオーバー」として日本に上陸することになるモデルだが、Motor Magazine誌は欧州デビュー間もなく、このモデルの試乗テストを行っている。2023年に登場した最新型では日本でもMINIカントリーマンを名乗ることになったが、その初代モデルはどんなクルマだったのか。今回は当時の試乗テストの模様をお伝えしよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2010年10月号より)
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トヨタ ヴォクシー G'sはミニバンだからこそワクワクするクルマを目指していた【10年ひと昔の新車】
2010年4月、2代目ノア/ヴォクシーにマイナーチェンジが施された際に、スポーツコンバージョンモデル 「G SPORTS」(通称G's)が登場して大きな話題となった。トヨタのモータースポーツ活動を行う「GAZOO Racing(ガズー レーシング)」がクルマの味づくりに取り組んだコンプリートカーで、現在のGRシリーズにつながる画期的なモデルだった。Motor Magazine誌ではその登場時、早速、試乗テストを行っている。今回はこの時の模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2010年10月号より)
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ランボルギーニ ガヤルド LP 570-4 スーパーレジェーラは軽量化がいかに重要か教えてくれた【10年ひと昔の新車】
2010年3月のジュネーブオートサロンで発表されたランボルギーニ ガヤルド LP 570-4 スーパーレジェーラが、2010年6月に日本上陸を果たした。イタリア語で「超軽量」を意味する「スーパーレジェーラ」という名前が加えられたこのモデルは、その名のとおり、徹底した軽量化を実現したのが特徴だった。Motor Magazine 誌はその鋭い走りを堪能すべく富士スピードウェイに向かったが、取材当日は無情の雨。その走りはどんなものだったのか、ここではその時の模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2010年9月号より)
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2代目サーブ9-5は新時代の幕開けを告げる渾身の自信作だった【10年ひと昔の新車】
2009年のフランクフルトモーターショーで試作モデル「エアロX」として発表された2代目サーブ9-5が、2010年になって市販モデルとしていよいよ欧州デビューを果たした。ゼネラルモーターズの経営危機により、親会社が二転三転、結局スパイカーの下で再スタートを切ることになった。この後、2011年の末にサーブの経営破綻により生産は終了となってしまうが、わずかではあるものの日本にも上陸している。サーブファンにとっては忘れられない1台だろう。ここでは日本販売に向けて期待が膨らむ中で行われた国際試乗会の模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2010年9月号より)
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3代目アウディA8に設定されたLモデルは、最新のテクノロジーと最上の品質を満載していた【10年ひと昔の新車】
2009年12月にドイツ本国でフルモデルチェンジされて登場したアウディの旗艦「A8(3代目)」に、2010年、ロングホイールベースバージョン「A8L」が追加された。標準モデルよりもホイールベース/全長を13cmストレッチしたアウディブランドのフルサイズフラッグシップセダンはどんな魅力を持っていたのか。Motor Magazine誌はデビュー間もなくドイツ本国で試乗テストを行っている。今回はその時の模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2010年9月号より)