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【ヒットの法則251】シトロエンC4ピカソにはミニバンでしか実現できない走りの楽しさがあった
2006年9月、シトロエンC4をベースにした7シーターミニバン「C4ピカソ」が登場している。先代にあたるクサラ・ピカソに比べるとオーソドックスにも見えるが、実際に走らせてみれば、シトロエンらしくユニークで、しなやかな走り味を持っていることに驚かされた。ここではフランスで開催された国際試乗会の模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2006年12月号より)
シトロエンならではの世界が広がるインテリア
MPVとはヨーロッパ地域では「Multi Purpose Vehicle(=多目的車)」と理解される一般名詞。そしてそんなジャンルを生み出したシトロエン自らが「...
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【輸入車年鑑 2020】フレンチMPVの元祖的存在のベルランゴがついに日本初上陸
ベルランゴはシトロエンらしい個性的エクステリアと広大な車内空間を併せ持つレジャーアクティビティビークル。スクエアなボディの両側にスライドドアを備え、広々とした車内には28カ所ものストレージスペースが設けられており、頭上にはパノラミックルーフと収納スペースを融合させた独創的な「Modutop」が付く。後席には3人分の独立した同幅のシートが並ぶ。日本への本格導入は2020年後半が予定されているが、それに先立って発表された導入記念モデル「デビューエディション」がすぐさま完売、追加発売が決定したことも話題となった。今回は新刊ムック「Motor Magazine 輸入車年鑑 2020」から、その導...
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【ヒットの法則147】シトロエンC6は比較すべきクルマのない孤高の存在
2005年末、シトロエンにとって16年ぶりとなるビッグサルーンが登場している。XMの後継とされるそのモデルは、コンセプトカー「C6リナージュ」の市販バージョンとも言われ、流麗なスタイリングを特徴としていた。独創のハイドロニューマチックサスペンションに加え、アクティブボンネットを採用するなど、シトロエンらしい先進性も備えていた。日本市場には2006年11月に上陸しているが、それ以前にフランスで行われた国際試乗会の模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2006年2月号より)