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【ヒットの法則246】メルセデス・ベンツCLクラスはSクラス以上に贅沢なフルサイズクーペだった
メルセデス・ベンツCLクラスはSクラスベースのフラッグシップクーぺ。現在は「Sクラスクーぺ」と呼ばれるが、1996年登場のC140型、1999年のC215型、そして今回紹介する2006年のC216型の3代にわたって、「CLクラス」を名乗っている。5代目SクラスW221型の登場から約1年後に姿を現した、2006年当時の最高峰ラグジュアリークーぺの魅力を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2006年12月号より)
Sクラスをも上回るほどの快適性
「これ、もしかしてSクラスより良くない?」、乗り込んで走り始め市街地から高速道路へと、10分も経たぬ辺りから端々からじ...
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【ヒットの法則245】2代目アウディTTクーペはZ4やケイマンをライバルとするリアルスポーツに進化!
2006年はアウディのスポーツモデルが数多く日本に上陸した年だった。S8、S6/S6アバント、そして秋には2代目TTクーペもやってきた。これらスポーツモデルは高性能であると同時に先進テクノロジーを満載していることが大きな特徴だった。そこでMotor Magazine誌ではそのテクノロジーに注目、上陸したばかりの2代目TTクーペを技術的側面からチェックしている。ここではその試乗の模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2006年12月号より)
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【ヒットの法則239】メルセデス新時代を告げる、CLS、Rクラス、2代目Mクラスは意欲作だった
2005年に登場したCLSは、メルセデス・ベンツの可能性を大きく広げることになった1台と言えるだろう。デザイン優先のパッケージングやクイックなステアリングを取り入れたCLSの成功は、メルセデスのクルマ作りに多大な影響をもたらした。そしてこの流れは、Rクラス、2代目Mクラスでひとつの大きな道筋になったように思える。この新しい流れは当時どのように評価されていたのか。ここでは、CLS350/ML350/R350の3台の比較試乗を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2006年11月号より)
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【ヒットの法則237】W221型メルセデス・ベンツSクラスはドライバーを楽しませてくれるクルマでもあった
2006年5月、W221型5代目メルセデス・ベンツSクラスに12気筒エンジン搭載のS600とS65AMGが追加されている。前年のデビュー当初から人気は高かったが、当初ラインアップされていたS500 S350とあわせて、Sクラスがいよいよ底力を発揮し始めていた。メルセデス・ベンツの在り方はSクラスに凝縮されているといっていい。Motor Magazine誌ではメルセデス・ベンツ特集の中で、S65AMG/S600/S500/S350の4台でロングディスタンステストを試みている。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2006年11月号より)