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初代アウディ A7スポーツバックはメルセデス・ベンツCLSへの強烈なカウンターパンチだった【10年ひと昔の新車】
2010年8月、初代アウディ A7スポーツバックがドイツ本国でデビューした。快適で美しく、合理的で高効率、そしてスポーティな新しい4ドアクーぺというスタイルは、メルセデス・ベンツCLSなどがすでに高い支持を得ていたが、そこにまた1台魅力的なモデルが登場した。初代アウディ A7スポーツバックは2011年5月に日本にも投入されて人気となったが、本国デビュー当初はどう評価されていたのだろうか。Motor Magazine誌はイタリア・サルディニアで開催された国際試乗会に参加しているので、今回はその時の模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2010年11月号より)
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2代目BMW X5 xDrive35iはマイナーチェンジで大幅な効率化に成功【10年ひと昔の新車】
2010年5月、BMWジャパンは2007年にデビューした2代目X5のマイナーチェンジを発表した。最大の変更点はパワートレーンの効率化。3L直6ユニットはターボ化、V8ユニットは4.8L自然吸気から4.4Lツインターボに変更され、トランスミッションは6速ATから8速ATになった。Motor Magazine誌では、上陸間もなく、3L直6ターボユニットを搭載するX5 xDrive35iの試乗テストを行っている。今回はその時の模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2010年11月号より)
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3代目エルグランドは日産らしい個性を主張して登場した【10年ひと昔の新車】
2010年8月、今も現行モデルとしてラインナップされる3代目日産エルグランドが登場した。エルグランドは広く快適な室内空間と贅沢な装備、高い走行性能を備える高級Lクラスミニバンの元祖的存在だが、3代目ではそれまでのFRからFFへと大変身を遂げた。2010年のデビュー当時、3代目エルグランドはどのように市場に受け入れられたのか。Motor Magazine誌では販売開始と同時に試乗テストを行っているので、その時の模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2010年11月号より)
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プジョーRCZは奇想天外な2+2クーぺだが、意外なほど機能性は高かった【10年ひと昔の新車】
2010年1月、プジョーはロゴマークを一新し、世界に向けて新たなブランド戦略と商品計画を発表した。そしてその第一弾として、2010年5月に日本市場でもプジョー「RCZ」が正式発表され、大きな注目を集めた。市販化は不可能と思われたコンセプトカー「308RCZ」を、見事にほぼそのままの形で実用化したことでも話題となった。プジョーは「RCZ」で市場になにをアピールしたのか。Motor Magazine誌では、2010年秋に上陸が開始されるとすぐに試乗テストを行っている。ここではその時の模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2010年11月号より)
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フェイスリフトされて登場した2代目MINIは、さらに「MINIらしく」なっていた【10年ひと昔の新車】
2010年9月、欧州で2代目MINIのフェイスリフトが発表され、新しい顔が与えられたMINI、MINIクラブマン、MINIコンバーチブルが登場した。まったく新しいBMW製ディーゼルエンジンの搭載も大きな注目を集めた。Motor Magazine誌ではフェイスリフトされたばかりのMINIクーパーDカブリオレにドイツで緊急試乗し、日本導入を前にその試乗テストの模様を伝えている。今回はその時の記事を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2010年10月号より)
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ポルシェ 911 GT2 RSは「911の形をしたとんでもない怪物」だった【10年ひと昔の新車】
2010年5月にドイツでデビューしたポルシェ 911 GT2 RS(997型)。911GT2は911ターボをベースにFIA GT2クラスのホモロゲーションに合わせて開発されたため、4輪駆動ではなくRRとなるのが特徴。2代目911GT2(997型)もレース参戦用に開発されたが、その軽量化バージョン(RS=レーンシュポルト)の開発中にGT2カテゴリーのレースが終了したため、「911 GT2 RS」は純粋に最速の公道バージョンとして登場することになった。ここではドイツで行われた国際試乗会の模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2010年10月号より)
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2代目BMW アルピナ B5 ビターボは300km/hを楽にこなすエレガントな4ドアサルーン【10年ひと昔の新車】
2010年7月、2代目アルピナB5が突如グッドウッド フェスティバル・オブ・スピードに姿を現した。6代目となるBMW5シリーズがその年3月のジュネーブオートサロンでデビューしているので、その登場は予想されていたが、まだM5が発表されていない段階での登場に驚かされた。そして、その性能はM5がたじたじとなるほどだった。エレガントな4ドアボディに身を包んだスーパーサルーンはどんな性能を持っていたのか。Motor Magazine誌はアルピナ本社のあるドイツ・ブッフローエで試乗テストを行っているので、その模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2010年10月号より)
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新しいパワートレーンを搭載したC5は、シトロエンらしいクルマになった【10年ひと昔の新車】
2010年5月、第2世代のシトロエンC5に初のマイナーチェンジが行われた。注目はベーシックグレードのパワートレーンを一新し、新しいエンジンとトランスミッションを採用したことだった。アッパーミドルのサルーン/ワゴンでも、「パワートレーンは出しゃばらず控えめに」、というクルマ作りはいかにもシトロエンらしいものだった。Motor Magazine誌では日本上陸間もなく、独自に試乗テストを行っている。シトロエンらしい独創性はどのように実現されていたのだろうか、今回はその試乗テストの模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2010年10月号より)