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3代目トヨタ ヴィッツは市場が求める「よくできたコンパクトカー」に進化していた【10年ひと昔の新車】
2010年12月、トヨタのコンパクトカー「ヴィッツ」(現行ヤリス)がフルモデルチェンジし、3代目となる新型が登場した。6年ぶりの全面刷新でヴィッツはどう変わったのか。デビュー間もなく行われた国内試乗会の模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2011年3月号より)
クルマの停止と同時にすぐエンジンが止まるアイドリングストップ
ヴィッツは1999年に初代モデルが発売されたが、ここまで12年、世界での販売累計は350万台にも達している。トヨタの屋台骨を支えるモデルに育ったわけだが、未来を見通してみると、プリウスと並びさらにその存在の重要度が増していくことは間違...
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ランボルギーニ ガヤルドLP550-2には後輪駆動ならではの楽しさがあった【10年ひと昔の新車】
2010年10月、ランボルギーニ・ジャパンは後輪駆動のガヤルド「LP550-2」を発表し販売を開始。それにあわせて、その後輪駆動ならではの軽快な走りを堪能できるサーキット試乗会を積極的に開催した。日本では千葉・袖ヶ浦フォレストレースウェイで行われたが、その後、F1グランプリ開催で知られる上海インターナショナルサーキットでもトラックテストを開催している。今回はその上海でのテストの模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2011年2月号より)
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4代目セレナはドライバーが満足できるクルマになっていた【10年ひと昔の新車】
2010年11月、日産の5ナンバーサイズのベストセラーミニバン「セレナ」がおよそ5年ぶりにフルモデルチェンジされ、4代目となって登場した。モデルチェンジのたびに販売台数を伸ばし、3代目ではモデル後期にもかかわらず3年連続ミニバン販売台数1位を達成した人気モデルは、どう変わり、市場にどう受け入れられたのか。Motor Magazine誌では登場後まもなくセレナ ハイウェイスターに試乗しているので、その時の模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2011年2月号より)
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日産 ジューク 16GT FOURは、次の時代を見据えた先進的なモデルだった【10年ひと昔の新車】
2010年11月、日産のクロスオーバーモデル「ジューク」に、新グレード「16GT」「16GT FOUR」が追加されて登場した。パワフルなだけでなく、4WD仕様が選べるのがポイントで、4WDシステムにはエクストレイルのシステムを進化させた「トルクベクトル ALL MODE 4×4-i」が採用されていた。Motor Magazine誌では、早くからこのモデルに注目、今回は登場後、間のなく行われた国内試乗会の模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2011年2月号より)
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R55型MINI ジョン・クーパー・ワークス クラブマンにモータースポーツの血統を感じた【10年ひと昔の新車】
2010年10月、MINIを愛するオーナーに向けたサーキットイベントが千葉・袖ヶ浦フォレストレースウェイで開催された。Motor Magazine誌もそのイベントに参加。R55型MINI ジョン・クーパー・ワークス クラブマンの試乗テストを行っている。今回はその時の模様を振り返ってみよう。(Motor Magazine 2011年1月号より)
サーキットでその速さをいかんなく発揮
第1コーナーのブレーキング開始地点では157km/h、第3コーナーの手前では160km/hを軽くオーバーする。袖ヶ浦フォレストレースウェイで、MINIジョン・クーパー・ワークス(JCW)クラブマンは速さを見せつ...