Official Staff
【ヒットの法則189】ゴルフGT 1.4TSIは先進技術でダウンサイジングの見本を示していた
2005年のフランクフルトモーターショーで公開されたゴルフGTは、次世代のパワーユニットのあり方を大きく変える画期的なモデルとして世界的に大きな注目を集めた。「スポーティかつ高効率」であるためにはどうすればいいのか。その解答が、直噴ツインチャージャーTSIであり、直噴ディーゼルターボTDIだった。そしてその反響のあまりの大きさに、フォルクスワーゲンでは2006年春あらためて試乗会とワークショップを行っている。ここではその際のゴルフGT 1.4TSIの試乗記を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2006年6月号より、タイトル写真はゴルフGTに搭載されるガソリン...
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【ヒットの法則186】3代目ルーテシアと定番のポロを比較してわかった仏独のフィロソフィー
3代目ルノー ルーテシアが日本で正式に発表されたのは2006年3月。激戦区となっているヨーロッパでもルーテシアの評価は高く、2006年の欧州カー・オブ・ザ・イヤー受賞という勲章をひっさげての上陸となった。となると注目は日本市場で輸入コンパクトカーの定番となっていたポロの牙城をどう崩すかということに集まった。当時安定した人気を誇っていたポロと比較しながらの、興味深いインプレッションを振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2006年5月号より、タイトル写真はルーテシア 5ドア1.6とポロ4ドア)
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【ヒットの法則175】ジェッタは単なるゴルフのセダン版とは言えない、独自の魅力に満ちあふれていた
2006年1月に日本に上陸したジェッタ。5代目ゴルフをベーストとしたスポーツセダンとして、ゴルフGTIと同じパワーユニットを搭載する「2.0T」が大きな注目を集めたが、ベースモデルの「2.0」はトランクの広さにとどまらない、スポーティで使い勝手のいいセダンだった。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2006年4月号より)
ボディサイズはもはやDセグメントに近い
ジェッタはゴルフVをベースに開発されており、メカニズムの多くを共有している。そのため、「ゴルフのセダン版」と表現されることが多い。しかし、ジェッタはジェッタであり、「ゴルフ・ジェッタ」ではなく、ましてや「ゴルフ・セダン...
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【ヒットの法則164】パサート 4MOTION はトラクション性能が上がり走りの質が高まっていた
2005年2月にワールドプレミアされた5代目パサートは、ヴァリアントを追加した後、2006年1月には4WDモデル「4MOTION」を設定している。日本には2006年3月にパサート/パサートヴァリアントが同時に上陸、この時すでにセダンに「V6 4MOTION」も設定されている。さらに2006年7月には人気の後押しを受けて「ヴァリント V6 4MOTION」も登場する。では、5代目パサート 4MOTIONのデビュー当時の評判はどうだったのか、チェックしてみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2006年4月号より)