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キア スポーテージは、世界中で激戦区のコンパクトSUV市場で善戦中【10年ひと昔の新車】
「10年ひと昔」とはよく言うが、およそ10年前のクルマは環境や安全を重視する傾向が強まっていた。そんな時代のニューモデル試乗記を当時の記事と写真で紹介していこう。今回は、キア スポーテージだ。
キア スポーテージ(2011年:日本未導入)
「スポーテージ」は、昨年(編集部註:2010年)のジュネーブ モーターショーで発表された、キアのコンパクトSUVだ。この新型で3代目になる。たくましいルックスとキア車に共通の顔つきを備え、ヨーロッパや北米などでも販売される、キアの世界戦略モデルだ。
1990年代にトヨタ RAV4、ホンダ CR-Vやスバル フォレスターなどがコンパクトSUVのセグメント...
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2代目987型ポルシェ ボクスター/ケイマンを激変させたトランスミッション【10年ひと昔の新車】
2009年、かつてない規模の大がかりなマイナーチェンジが実施されたポルシェ ボクスターS/ボクスター、ケイマンS/ケイマンが日本に上陸した。エンジンが一新され、7速PDKトランスミッションが搭載されたその内容は、「次期モデルの先取り」とも言われた。ミッドシップレイアウトを採用する2つのモデルの味わいはどのようなものだったのか。Motor Magazine誌では上陸したばかりの4台の試乗テストを行っている。今回はその時の模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2009年6月号より)