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フィアット500 ツインエアは、走らせる楽しさも格別の2気筒エンジンを搭載していた【10年ひと昔の新車】
2011年3月、2気筒エンジン「ツインエア」を搭載したフィアット500/500Cが日本市場に導入されめた。油圧式の吸気バルブシステム「マルチエア」が採用されることでダウンサイジングを実現した画期的なユニットで、大きな課題となっていたCO2排出量削減に対するフィアットの回答として大きな注目を集めた。Motor Magazine誌は上陸間もなく独自テストを行ってるので、今回はその模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2011年5月号より)
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初代ポロはビートルの理想を受け継ぐ小型車として登場【フォルクスワーゲン ポロ誕生50周年①】
2025年、フォルクスワーゲン ポロが誕生50周年を迎える。「ポロ」はビートルの後継車のひとつとして、すべての人が手頃な価格で購入でき、堅牢で壊れにくく、壊れても修理しやすく、合理的で実用的な小型車として登場。1975年3月に誕生して以来、6世代50年にわたって進化を遂げながら、世界中で多くの人々に愛されてきた。この「ポロ」はどのように進化してきたのか。ここではそのヒストリーを辿ってみよう。第1回は記念すべき初代モデルを振り返る。
1st Generation (1975-1981):小型車セグメントに新風を吹き込む
1975年3月に発表された初代ポロは、4隅にタイヤを配置して大きな居住...