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妙に心惹かれるミトは久々に、アルファロメオの魅力をストレートに体現したモデル【10年ひと昔の新車】
2009年、アルファロメオ ミトがついに日本に導入された。まずは1.4Tスポーツの6速MT仕様1モデルのみでの上陸だ。アルファロメオの本拠地ミラノと、生産地トリノの頭文字をとって、ミト(=MiTo)と名付けられたこのクルマは、どんなモデルだったのか。Motor Magazine誌では、デザインの原点となったとも言われる8Cコンペティツィオーネをともに連れ出し、興味深い試乗テストを行っている。ここではその取材の模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2009年7月号より)
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CLKで実現できない、W212型メルセデス・ベンツ Eクラスクーぺに優雅さがあった【10年ひと昔の新車】
2009年、4代目メルセデス・ベンツ Eクラスのクーぺモデル「Eクラスクーぺ」が登場した。EクラスのクーペモデルとしてW124以来、約14年ぶりの復活だった。メルセデス流のクーペの作法に則り、サイドウィンドウを最後まで開くことができるピラーレスハードトップのキャビンを採用。そこには新型Eクラスに共通するデザインモチーフが随所に散りばめられていた。ここでは日本のメディア向けにドイツ・シュツットガルトで行われた試乗会の模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2009年7月号より)
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メルセデス・ベンツ SLR マクラーレン ロードスター 722Sは圧倒的な存在感を放っていた【10年ひと昔の新車】
2008年9月に開催されたパリサロンで「メルセデス・ベンツ SLR マクラーレン ロードスター 722S」が発表されて大きな注目を集めた。2002年にメルセデス・ベンツとマクラーレンのコラボレーションでデビューしたSLRには、その後「722エディション」と「ロードスター」というふたつの発展形が登場したが、このモデルはそれを組み合わせた究極のスーパーカーだった。生産台数はわずか150台、車両価格約6500万円と言われた貴重なモデルは、ごく少数のジャーナリストにのみ試乗が許された。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2009年7月号より)